フジワラです。
5月27日に発売しました絵本『美郷のミズモ』
手にとって読んでいただいたり、お買い求めいただいたりと、ミズモのごとくじわじわと広まっており、嬉しいご感想もたくさんいただいております。
みなさま、誠にありがとうございます!
絵本『美郷のミズモ』詳細▼
公開中のプロローグでは、絵本の雰囲気やミズモの表情を中心にお見せしました。
今回は、本編中盤以降に登場する、絵本の中で特に「美郷町の清水を表現しようと描写したページ」をご紹介いたします。
美郷町のこどもたちとミズモが、藤清水(ふじしみず)で遊ぶ場面。
こどもの頃は(けっこう今でも)水があるというだけで、時間を忘れていくらでも遊んだものです。
本当に、水があるだけで、楽しいんですよね。
笹の葉を見つけたら、みなさん一度は遊んだ思い出のある「ささぶねながし」
たとえうまく流れなくても、一所懸命つくって完成した笹舟を、ただ水に浮かべたい。
ミズモが鬼になりきって追いかけている「おにごっこ」
こどもたちが鬼ミズモから逃げていく小道から見上げてみると、屋根いっぱいに藤の花が広がっていて、とってもきれいですよ。
美郷町のこどもたち、ミズモと清水のまわりで楽しそうに遊んでいますね。
(小さいお子さまは、保護者さまの見守りのもと、清水のまわりで安全にお遊びください。)
藤清水のまわりでたくさん遊び、汗をかき、のどがかわいたこどもたち。
ミズモを、ある清水へ連れていきます。
それがこちらの「御台所清水(おだいどころしみず)」美郷町の六郷湧水群の中でも、代表的な清水です。
初夏の晴れ渡ったこの日、さまざまな種類の花が、今日は一同に咲いています。
画面では見え方に限度がありますが、絵本ですみずみまで見ていただけますと、作者が気の遠くなるほど、石や草、群生の花を描き果てた甲斐があります。
(建物や車など、個人の所有物にあたると思われるものは、絵本には描いておりません。)
ここからどんな世界につながっていくのか、ぜひ実際に絵本をめくってみてください。
6月9日に山形県寒河江市で行われる『チェリンとあそぼう!2019』にミズモが遊びに行くそうで、絵本『美郷のミズモ』も、ミズモの物販ブースから販売される予定です。
当日、晴れると良いですね。
フジワラサヤカ