秋田県美郷町六郷湧水群を舞台に、ミズモが色んな清水をめぐりながら、美郷町に暮らすお友だちと楽しく遊んでいくストーリー。
絵本を通して、「美郷町の美しい清水と、ミズモのいろんな表情を描きたい!」「美郷町の魅力を伝える物語を発信したい!」という思いを込めて描きました。
『美郷のミズモ』キャラクターデザイナーフジワラサヤカ、初の描きおろし絵本です。
ホームページ内では絵本のご紹介ページや、販売ページをご用意しています▼
このブログでは、紹介に加えて制作のお話なども書こうと思います。
この表紙の絵は、一番最初に描いた絵であり、一番最後まで描いた絵でもあります。
ミズモが、少し遠くから手を振って、絵本の世界へ呼んでいるような場面。
画像では表紙だけですが、背表紙、裏表紙にも絵が続いています。
こちらの絵本表紙の清水は、美郷町の「清水川(しずかわ)」
その名の通り、川になっている珍しい清水で、春には菜の花が清水を囲むように咲き誇り、その群生の花景色はとても美しいです。
実は、表紙を開いてすぐにホームページでご紹介している「プロローグ」へつながるのではなく、もう2ページあってからなのですが、それは手にとってからのお楽しみ。
「プロローグ」の最初の場面は、奥まった広い清水に朝日の光が差し込む中、絵本を左から右へ読んでいくと、なにやら見覚えのあるシルエット。
この清水は、六郷湧水群から少し離れた場所にある「大清水(おおしず)」
こちらも名前の通り、大きくて深く堂々としていて、神聖な雰囲気のある清水です。
湧き出ました、美郷のミズモ登場!
実際に絵本を手にとって見てもらえると分かるのですが、こちらのページは見開き1枚絵なので、絵本を動かすとミズモの顔が角度によってちがって見えます。
だいたいが面白おかしい顔になるので、意図せずしかけ絵のようにもなりました。
これぞ、手でページをめくって読める、絵本の醍醐味といったところでしょうか。
ぜひ、ミズモとご一緒に「ざっぱーんっ!!」と楽しんでもらえたら嬉しいです。
ミズモが大清水で、大好きな清水とたわむれる場面。
あーもうなんて、嬉しそう、楽しそう、気持ち良さそう、なミズモ。
大清水の流れる先には、ミズモが休んで座っている橋がかかっています。
橋の下にも清水が流れていてとてもきれいな景色です。
大清水の流れる先には、ミズモが休んで座っている橋がかかっています。
橋の下にも清水が流れていてとてもきれいな景色です。
ミズモは清水の妖精。
清水から清水へ、自由自在に湧き出すことができるので、大清水から次の清水のある、六郷湧水群へ出発します!
プロローグは、ここまでです。
このあとミズモは、どこへ湧き出すのでしょうか?
今のところ公開できるのは、プロローグ部分の8ページのみですが、本来はこの4倍の32ページ(見返し含めて34ページ)の絵本です。
自然豊かな草木、咲き誇る季節の花、透きとおった清水の中で、どんな子たちと、どこの清水で、何をして遊ぶのかは、絵本を開いてからのお楽しみです。
【追記!】
プロローグ後、本編中盤以降の見開きページ追加公開しました▼
※こちらのページの制作については、#31のブログにて記しています。
こちらは、絵本『美郷のミズモ』の宣伝ポスターと宣伝カードです。
ポスターは、美郷町観光情報センターなどに掲載されているかと思います。
カードは、美郷町観光情報センターのほか、ミズモ出演のイベントなどで、設置や配布されるかと思いますので、お気軽にお持ち帰りくださいませ。
絵本詳細▼
「プロローグ」スライド閲覧▼
絵本『美郷のミズモ』を見て、手にとって、読んでいただいた皆さま
「いいな」「ほしいな」と思ってくださり、お買い求めいただいた皆さま
とても嬉しく、ありがたく、心から感謝申し上げます。
みなさまの「お気に入り」を1つでも作れるように頑張ります。
ついに完成し、発売した絵本『美郷のミズモ』
自主出版という道を選び、すべての「初めて」を乗り越えていくことは、自分ひとりでは決してできませんでした。
絵本発売までに、関わっていただいた全ての皆さまに、心より感謝いたします。
誠にありがとうございました。
そしてこれからも、まだまだ色んな壁を乗り越えていかなくてはなりません。
今後とも、どうかお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
フジワラサヤカ